ノート サザンオールスターズ「赤い炎の女」について

20210120 

 皆さん、こんばんは。藤谷蓮次郎です。
 今日、私は、アメブロに、サザンオールスターズの「赤い炎の女」という曲について書いた前半部分を公開しました。明日もこの曲について、後半部を公開します。
 
 サザンオールスターズ桑田佳祐さんと言えば、もう何か言う気が失せるようなスーパー・ビッグ・ネームですね。年越しのWOWOWでの「勝手にシンドバッド」も、胸に来るものがありました。去年という年の最後の時間帯を引き受けることができるバンドは、他には探せませんね。それほど、音楽性、人気、ファン以外の人への認知度。全てナンバーワンのバンド。スージー鈴木さんの言葉を借りて言えば、「別格」のバンドになっています。
 けれど、私が彼らの音楽で一番惹きつけられるのは、多くのサザン好きの人たちとは違う違う点かもしれません。私が彼らの曲でいつもワクワクするのは、桑田佳祐さんの「歌詞」なんです。
 以前、アメブロでも書きましたが、詩歌の研究・批評を本業とするほどに「言葉好き」の私ではありますが、ポップス・ロックの中でずっと胸躍らせて聴き続けてきたのは、佐野元春さんと忌野清志郎さん、杉真理さん。そして、桑田佳祐さんの四人です。桑田さんの言葉は、子供のころの私には聴き取るのも大変でしたが、聴き取れるようになると、そのだらしなくも面白い性的な表現に、顔が赤くなることも多かったです。今回の「赤い炎の女」は、最初は、ホール&オーツの「マン・イーター」のようなものかと思って聴いていました。が、時を経るに従って、新しい意味を感じ始めました。
 その「意味」を、明日公開の分で、書いています。さて、皆さんは、どう思われるでしょうか。
 ブルース―ソウルの系統の性愛的な恋愛が描かれたものとして構想された曲でしょうが、発表当時より、今の方が聴く側にこだわりなく届くのではないでしょうか。こんな佳い曲が忘れられているとしたら、もったいない! ぜひもっと聴かれるべきだ! 今、聴かれて、改めてなんらかの新しい感情を今のリスナーに与えるべきだ! 私はそう思って、今回の文章を書きました。「今、新しい意味を感じるべき」つながりで、一人の映画監督(物故者)と小説家(活動中)の名前も挙げておきました。彼らについても、いずれ話したいと思っています。

 それでは皆さん、明日の分もぜひ、私のアメブロで、お読みください。
 ついでですが、リチャード・ブローディガンのスタイルをリスペクトした小説も、毎日19時に更新しておりますので、よろしくお願いいたします。


               藤谷蓮次郎。
                  二○二一年一月二十日