ノート 岸上大作『意志表示』について。その他

20210204 夜

 

岸上大作の名前を知っている人は、あまり多くないでしょう。知っている方は、現代の短歌を少し詳しく読んだことがあるか、彼の通った國學院大學の国文系の学生さんか(でも、もう短歌なんて読まないかな)、でしょう。戦後の第二世代以降の代表的歌人たち(近藤芳美や宮柊二といった戦後第一世代より下の人たち。前衛歌人たち以降の世代)を網羅した「現代歌人文庫」(国文社)というシリーズの中に収録されていますので、少しでも興味のある方は、読まれてみるといいかも、です。

私は彼の大学とは関係ないのですが、大学時代短歌に興味があったので、上に挙げた「現代歌人文庫」を片っ端から読む中で、彼の名を知りました。その時は、実はとても好きな歌人だったのです。当時、彼に関する文章を発表し、友人たちに読んでもらったりもしました。

しかし、今、私は、「恋と革命」の解釈において、当時の自分の考えを含めて、批判的に考えています。それを、今回の文章で、少しばかり形にしました。彼の死に方に触れなかったのは、彼の名前を初めて聞く方達にあまり強い方向性をもって彼の存在を知ってもらいたくなかったからです。

今でも、これを発表する必要があったか、考え込んでしまいます。

さて、皆さんは、どう思われますか?

ご意見・ご批判、待ってます。

 

明日は、佐野元春の「バッド・ガール」を取り上げます。短く、紹介の意識で行きます。ぜひお読み下さい。

 

土曜日からは、週末の長編連載が、忌野清志郎論になります。

こちらもぜひお読み下さい。

そして来週は、私の大好きな(しかし生涯を通して「大問題児」だった)アーティストを、少し長く書きます。もう少しお待ち下さい。

 

  藤谷蓮次郎