ジャーナル 眠れない夜

20210305 夜

 

泉谷しげるさんに対しては、身近さと反発が半ばします。彼が清志郎さんに対して言うように、メジャーな存在であるためには引き受けなければならない色々な不本意さがあると。「春夏秋冬」を彼の歌をあまり欲していない人々の前で歌っている彼の姿がそういう不本意さそのものに見ていたのです。尖ったイメージを持ちながらそれをやろうという所に、逆に丸く予定調和な矛盾が見えました。

 

ただ、ドラマの姿を見ても、どうも惹かれるところはありました。そのあたりは、アメブロの本文にある通りです。

 

私の泉谷さんに対する親近感が決定的になったのは、清志郎さんに対する距離感を通してです。彼らの関係性に関しては、私がいうまでもないでしょう。ただ、「清志郎さんから泉谷さんはどう見えたのかな」と「泉谷さんから清志郎さんはどう見えたのかな」との間を往還しながら、今回の泉谷さん「眠れない夜」について書きました。

 

皆さんは、どう思われますか?

 

今日のRCについての文章と、泉谷さんに関する文章が並べられるのは、自分としては嬉しいです。

 

明日の朝7時半に、またRC論の続きを公開します。

 

 藤谷蓮次郎

  2021年3月5日