円丈落語の昭和

20210424 夜

 

今日のアメブロでも、三遊亭円丈論の1のパートを続けましたが、彼の新作落語は、やはり昭和のものという感じがします。すなわち、小さなエゴで凝り固まった人々が、その愚かさを笑われながら、どこかで聞いている人々への共感を生み出す。とはいえ、笑いとしてはより惨めなほうがいいわけで、今の世の中に好まれるものではない。

私はそれを、「昭和的」だと感じます。

皆さんはどう思われますか?

 

明日も続きます。

 

藤谷蓮次郎

  2021年4月24日。