林芙美子論の試み

20211009 昼

 

今日から、週末長編評論として、林芙美子論を始めました。

 

いろいろ人格的な批判をされる人ですが、(それもたぶん、その通りなのですが、)あれだけ貧しく生まれ育って、左翼にもならずに、活動できたのは、なぜでしょう? 

ほとんど文学を読まない大学研究者たちなどは、彼らの単純で形式的な思考力で、林芙美子を扱い、表面的な誤解に終わっています。もっとも、そういう軽薄な同調圧力への媚びこそ、大学文学部で働く人には必要なのですが。

 

私はここで、林芙美子を、本質的に、読んで行きます。

 

(ちょっと力み過ぎました。ごめんなさい。)

 

 藤谷蓮次郎

  10月9日

不良・ジュリー と 林芙美子

20211008 夜

 

今日の私のアメブロは、「今 僕は幸せです」の三曲目「不良時代」をとりあげました。

コアな沢田研二ファンは誰もが知るように、優男風の見かけとは反対の、むしろバンカラな青春を送ったジュリーさん。その時から少し離れた心境を歌います。

 

さて、皆さんは、どう思われますか?

 

明日からは、週末長編評論の新シリーズ・林芙美子論が始まります。

 

ぜひよろしくお願いします。

 

 藤谷蓮次郎

  2021年10月8日

すぎやまこういち氏を聴く誓い

20211007 夜

 

今日も、私のアメブロでは、沢田研二さんの全曲自作によるアルバム「今僕は幸せです」から、二曲目の「被害妄想」をとりあげました。

そんな折りも折り、ザ・タイガースを初めGS全体の方向性を大きく決めた作曲家・すぎやまこういち氏が先月末に死去していたことが報じられました。

私はいま、沢田研二さんという人(ザ・タイガースPYGも含む)の他人を惹き付ける魅力について、その音源をあれやこれや聴き比べて好き勝手に思考していますが、この作業に際して、この名作曲家兼プロデューサーについて考え込んだことが数回ありました(シーサイドバウンド、僕のマリー など)。これからさらに、すぎやまこういちによるザ・タイガースへの影響、という部分を思考しようと思っていました。その矢先の不幸で、残念に思っています。

 

すぎやまこういちさん、どうぞ安らかに。

 

これからも、あなたの残した曲を、一つ一つ大切に、聞かせていただきます。

そして、ちょこちょこ書いて行きます。

 

明日もジュリーのアルバムから一曲です。

よろしくお願いします。

 

 藤谷蓮次郎

  2021年10月7日。

沢田研二さんの「今 僕は幸せです」

20211006

 

今日から、私のアメブロは、沢田研二さんのアルバム「今 僕は幸せです(「幸」の字は、本当は違います。オリジナルの字は出ないので、ごめんなさい)」に対するアルバム全曲アプローチの第三弾です。今日は、少し背景事情も書きましたので、長くなりました。

なかなかの問題作ですよ。

ぜひお読み下さい。

明日、明後日と続きます。

 

 藤谷蓮次郎

  2021年10月6日。

挫折者ジュリーの可能性

20211005 夕

 

今日の私のアメブロは、沢田研二さんの「CHANCE」をとりあげました。 

あまり日が当たることのない曲ですが、印象は強い気がします。 

サビの高音を苦し気ととるかどうかで、評価が別れる曲でしょう。

皆さんは、どう感じますか?

 

さて、明日からアルバム「今 僕は幸せです(「幸」は本来は人偏付きですが、今、その字が出せないので、ご容赦くたさい。)」」への、アルバム全曲アプローチ(第三弾)を開始します。

ジュリーのアルバムのなかではもっとも地味な一枚ですが、いろいろ可能性があると思います。

 

明日から、ぜひ、お楽しみ下さい。

 

 藤谷蓮次郎

  2021年10月5日。

沢田研二「OH! ギャル」について 補足文

20211004 夜

 

今日の私のアメブロは、沢田研二さんのポップソング「OH! ギャル」をとりあげました。

ご本人はだいぶ批判的ですが、ポップソングとしては理屈抜きに楽しい歌です。

そんな視点から肯定的にとりあげています。

 

なお、この「OH!  ギャル」を背景に使ったマンガに、金井たつお(すみません。お名前もよく覚えていませんので、間違ってたら、ごめんなさい。ご指摘願います)というマンガ家さん(「いずみちゃん グラフィティ」という作品を書かれていた

と思います)の短編マンガがあったように思います。どういうタイトルか思い出せませんが、「OH!  ギャル」の世界観が合っていたようで、今もその印象があります。子どものころのことで、はっきりはしませんが。

 

明日は、少し地味かもしれない曲ですが、新たなジュリーの可能性を感じさせてくれた曲をとりあげます。

 

 藤谷蓮次郎

  2021年10月4日

今週の予定 10月4日~10日

20211003 午後

 

今週の私のアメブロの予定です。

企画は同じですが、新しい対象が二つ始まります。

とりあげるのは、

4日(月) 沢田研二さんの一曲。70年代末の分岐点になった曲。

5日(火) 沢田研二さんの一曲。80年代半ば頃の曲。

6、7、8日の三日間は、地味ではありますが、ジュリー・ファンは聴くべきプライベートな匂いのするアルバムから1日一曲ずつ。アルバム全曲アプローチの第三弾が始まります。

9、10日は、週末長編評論として、昭和の女性作家・林芙美子論が始まります。

 

今週もよろしくお願いします。

 

 藤谷蓮次郎

  2021年10月3日