吉野秀雄に関するエッセイについて

20210723 夜

 

 今日のアメブロは、歌人・吉野秀雄論の続きでした。

剛情なイメージをもっている吉野が、思うにまかせない人生経験を通して、自らの周囲の人物達にむしろ「育てられている」姿を、その短歌に刻みつけます。

 現代の歌壇は短歌を読まずに凡庸なイメージの押し付け合いで交際しているだけの場ですから、こういう文章は、まず雑誌等には載せてもらえません。学者も同じです。彼らは、短歌を読むのではなく、自分の保身を企ててるだけです。

 私はそれをずっと不満に思っていますが、自分の文章を思ったよりおおくの方に読んでもらえて幸せです。

 

 ご批判をお願いします。

 

  藤谷蓮次郎

   7月23日