ノート アンジー「銀の腕時計」と失恋の寄り添い人シリーズ

20210203 夜

 

 現在、アメブロで、日替わりで続けている「失恋」シリーズのタイトルを変えました。「守護天使」という言い方は、あまりにも宗教的すぎる。真面目にそれについて考えたり、活動したりしている方に失礼だと考えたからです。私自身は仏教を初めとして宗教思想には興味がありますが、宗教活動とか、自己啓発的な活動をしたいには興味がないので。もちろん、そういう活動をなさっている方達を批判する気もないです。私がアメブロで読んで下さるみなさんと共有したいのは、「強い言葉をきっかけに思考する」という体験自体で、言ってみれば、宗教が宗教になる前。自己が「自己」として現れる前の瞬間、言葉で揺さぶられる瞬間です。

 ですので、これからは、思想的によりニュートラルな「寄り添い人」という表現に、シリーズ名を変えます。よろしくお願いします。

 

 さて、今日の「銀の腕時計」は、どうでしたか? 文章にも書きましたが、率直に言うと、私は「アンジー」というバンドの音楽はほとんど聴いていません。彼らの活動を追う気があまりしなかったのです。というのも、偶然聴いた「銀の腕時計」一曲だけで、お腹いっぱいになったというか…。

 好きなんです、この曲が。だから、この曲だけを特別な場所に入れて、「アンジー」ごと閉じ込めてしまったんですね。

 今、水戸華之介さんはソロで活動中なのでしょうか。ぜひ、彼らを聴いた青春時代を過ごした方にはもう一度聴いていただいて、聴いたことのない若い人たちには「決して損はしないから、一度聴いてごらん」と薦めたくて、あの文章を書きました。

 皆さんは、どう思われましたか? ご意見いただけると、ありがたいです。

 

 明日の「失恋の寄り添い人」は、問題作です。1960年ごろ活躍した学生歌人(短歌を作る人)の岸上大作(きしがみ・だいさく)の歌集(短歌集)『意志表示』を取りあげます。さて、取りあげるに値するか?

 皆さんの批判に委ねます。

 朝7時半の公開です。

 

 明後日の朝は、久しぶりに佐野元春さんを取りあげます。

 

 毎日19時公開の小説もよろしく。

 

   藤谷蓮次郎