昭和の教員、平成の教員

20210327 夜

 

松浦理英子さんは、間違いなく現存する最高の小説家です。彼女の描く、誇り高さと恋愛感情の両立の困難は、いつも私を魅了します。

 

ですが、今週、「最愛の子ども」論の第二章で書いているように、せっかく松浦さんが学校をとりあげた作品なのに、あまりにも学校組織が「昭和仕様」なのです。私はそこに、批判的な意識をもちました。もちろん、彼女らしい高貴さも賞賛しながら、それを指摘しているのが、いま公開中のパートです。

 

ぜひお読み下さい。

明日の朝にも、続きを公開します。

 

 藤谷蓮次郎

  2021年3月27日。