ジャーナル RCサクセションのゲンソウ

20210227 夜

 

現在、公開中の「RCサクセションのゲンソウ」の第三章ですが、明日の朝まで続きます。

メジャー化を図ったRC。それにある程度成功し、やがて解体していったRC。私が勝手に感じていた違和感と、それ以上に感じていた清志郎さんやチャボさんへの親近感を、自分なりに論じています。

そこには、過剰包摂社会としての80年代の動きへの警戒と、その感性を現在の高校生へと届けたいという思いがあります。

昭和末の高校生と平成末・令和の高校生。何もかも変わったようにも見えるし、何一つも変わらないようにも見える。

チェンジング・セイムネス(変わり続ける同じもの)!

それをRCに見るための試みの文章です。

ぜひ現在の高校生にも読んで欲しいと思って、書きました。若い人たちにもオススメ下さい。

 

明日の夜7時に、小説「やあ! ブルース・ボーイ」を更新します。そこにも、RCと同じように私の敬愛するバンドが出てきます。どうかお読み下さい。

 

 2021年2月27日

   藤谷蓮次郎