音楽・芸能・文学批評

ジュリー「勝手にしやがれ」についてのエッセイ「3」と明日の「4」予告

20210126 夕 みなさん、こんにちは。藤谷蓮次郎です。 本日、私がアメブロに公開いたしました、沢田研二「勝手にしやがれ」についてのエッセイの「3」は、お読みいただけたでしょうか? 昨日、公開前にご報告いたしました通り、今日の部分は、前半…

星野源「恋」の源流・小沢健二/大江千里(後半)

ふJビート エッセイ987のNo.2 星野源「恋」の源流・小沢健二/大江千里 2 技巧的なラブ・ソングの作り手として大きく受容された人物の一人目に、私は小沢健二の名を挙げたい(ここからは、技巧性が露わで意識的に構築されたラブ・ソングは「ラブ・ソン…

星野源「恋」の源流・小沢健二/大江千里(前半)

星野源「恋」の源流・小沢健二/大江千里 1 星野源の「恋」(2016年10月)を、数年ぶりによく聴いている。テレビ・ドラマを見る習慣がほとんどない私(興味がないとか嫌いだとか言うわけではなく、連続ものを見る時間がないのだ)でも、数年前、この…

佐野元春論・大乗ロックンロールの言葉と自由 「結」慈悲をめぐる経験

結 慈悲をめぐる経験 ーー日本のホールデン・コールフィールド菩薩の視線(ゼロ年代以降の可能性) SUBSTITUEであることを本物の自分として誇りとする自意識に見合った表現の革新性。例外であることで、歴史的な正統性を屹立させること。そして、自力であり…

佐野元春論・大乗ロックンロールの言葉と自由 「2」歴史と例外

佐野元春論・大乗ロックンロールの言葉と自由 Ⅱ 歴史と例外 ――無類の亀裂であること(八十年代半ば~九十年代前半) 佐野元春は、例外である。彼の存在は、現代の日本文化への転倒なのだ。日本でロックンローラーとして認知されている人物で、「詩人」という…